「SANGAI KADOBEYA イリュージョン.」
著 渡なべ潤平
2002年、僕は生まれ変わろうとしていた。
「していた。」というよりは、「しようとした。」だ。
思えば、ひとりになるのが寂しくて母親から離れることができなかった幼稚園時代から続く地元時代……
そんな僕は、誰もが想像しなかったであろう選択をする。
生まれ育った街を出るという決断である。
全員がO型で、公務員の親父と専業主婦の母親が織りなす「まあいいんじゃないムード」と「子供に安定を望む」彼らの潜在意識との戦い。
その中で出会った、音楽やその仲間たちとの時間や、絶望や希望。
いろんな人を思い浮かべながら綴った歌詞や詩。
18歳から20歳の多感な時期に、変な大人との遭遇や、反面教師から成る、あまのじゃくさが混ぜ込まれて、僕の脳みそはちょっとだけシワを増やした。
路上ミュージシャン期を経て、ソロになった辺りの僕がこの詩集には詰まっている。
※というほど、内容は面白くない。歴史的な資料として。暇つぶしにどうぞ。
全20ページ
目次
・深夜テレビ
・Ticket◆ララバイ
・ビーフィーター 母へ
・ボディ アンド ソウル
・音楽論
・国立函館工業高等専門学校
・*******
・LESSON 24
・俺と親父と車と優香
・真空
・ホップ
・冒険と私 その1
・チラシ
・多衝動的
・遠い空
2019/01/05 第三版 pdf電子版
2002/01 初版、第二版は、紙(B5サイズ)